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オープンデー

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今日はロンドンにあるメイヒューアニマルレスキューホームのオープンデーに出かけました。駅から少し歩きますが通りにはこんな看板が置いてあるので迷わずに到着。でもこの看板、どうみても別の案内の上にポスターを貼付けてる。手作り感がでてます。
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センター前の道路は今日は通行止め。2ポンド50の入場料を払いました。入るのに10分ほど並びましたが、犬もおとなしく並んでいました。一緒に並んでいる子供より全然お行儀がいいのはすごい。
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ブルーの足跡スタンプで出入り自由。料金は大人、子供、シニアと分けられていました。犬は無料。
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通りにはお店が並びます。ここは住宅地の一角にあるとても小さなレスキューセンター。でも驚く事に設立は1886年。明治時代です。アメリカでコカコーラが誕生した年だそうです。
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スタフォードシャーブルテリアの男の子。とても人懐っこくて私がしゃがむとお手を催促。そして膝に上って顔をペロペロなめてくれました。すごくすごくかわいい。この子もメイヒュー出身で今日はお手伝いに来ていました。
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これは会場にあるポスターに載っていた写真です。かなりショックな写真ですが、やけどに覆われているこの犬が上のスタフォードシャーブルテリアの2年前の姿。移植手術を(と言ってたと思うのですが)何度も繰り返したそうです。背中にはまだ跡が残り毛がきれいにはえそろうかどうか分からないそうで、いまだに強い薬を服用中です。一緒にレスキューされた兄弟は残念ながら死んでしまったそうです。
この飼い主さんはすぐにこの子を引き取る事に決めたそうで、献身的に看護した様子が話していて伝わりました。こんなひどい体験をしたのに、本当に愛らしく人なっつこいしぐさに心を打たれます。
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このセンターには動物病院が併設されています。センターの犬じゃなくても診察してもらえます。犬と猫それぞれ入り口が違うらしい。
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保護された犬たちはまず健康チェックを受けます。レントゲンや手術室など最新の設備が整えられていて緊急時の対応も出来ているようです。この大きく口をあけた患者は口腔外科の手術中です。
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犬と一緒に見学に来る人が多いのですが、犬同士吠えたりする事はありません。
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庭ではホットドッグなどのお店が出て大繁盛。ストールはボランティアの人たちがおこなっています。入場料も食べ物も全部寄付になります。その他に手作りのアクセサリーやカードを扱う一般のお店もありました。
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着ぐるみがよほど怪しいと思ったのでしょう。ずっとにおいをかいでチェックです。着ぐるみさんは全く気がついていませんでしたが。
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寄付用の缶を首輪につけて会場を歩いていました。リードなしで自由に歩き回って疲れたらそこで休みます。人だけでなく犬たちもボランティア活動に熱心です。
大型犬が自由に歩いていても子供も怖がる事なく横を通過。人間も犬もリラックスしている感じ。
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メイヒューはイギリス国内にとどまらず海外でも活躍しています。戦時下にあるアフガニスタンから犬たちをレスキューしてイギリスに輸送しイギリスで新しい飼い主を探すという活動もしています。首都カブールに出来た大学に動物病院を作り現地の獣医療をサポートも行っています。
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会場は小さいので2時間ほどで十分楽しめます。早く帰って午後は庭でスクービーとのんびり過ごしました。

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by waggingtails | 2010-07-19 05:25 |