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アートエキジビション

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気がつけば1ヶ月以上前になってしまいましたが、フレンチブルドッグのエキジビションに出かけました。
カメラ撮影が禁止だったので、画像はパンフレットからお借りしました。

展示物は、絵画はもちろんイラスト、風刺絵などもきちんと額に納められていました。陶器の置き物、カップ、スティックの柄の飾り、ブラシ、ぬいぐるみ等、いろんなものが集められていました。
ひとつひとつにきちんと品目・作者(分かれば)・年代が書かれたラベルがつけられ、小物などはマホガニーのケースにきれいに並べられていました。
そして大きなブロンズの像もあり、それらは床に置かれていました。
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等身大のブロンズのフレンチブルドッグや、数百年前の大きな絵画のかけられた部屋でレザーの大きな椅子に座り、紅茶とビスケットを頂きながら、集まった方達と犬の話をしながらとてもイングリッシュで優雅な時間を体験出来ました。

飾ってある絵画やブロンズ像のフレンチブルドッグにはとげとげのついた首輪のようなものをつけているのが多かったのが不思議でした。何か特別の意味があるのかと伺うとこれはきちんとした理由があって、主に幼犬がつけていたものと言う事でした。何でしょう?

耳がきちんと立つように、耳が下がったらこのとげとげにあたるので、本人が意識して耳を立たせるようにする仕掛けだということでした。それによってフレンチブルドッグ独特の耳のピンとたった成犬が出来上がったということでした。そんな大事な役目をしていたなんてびっくり。だってどうみてもパンク系の首輪って感じでしょ?今でもこれは使えそうですよね。

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これは100年以上前のドイツ製のぬいぐるみ。パイプを加えているのがおかしいですね。有名なドイツのぬいぐるみ会社のものだそうですが、名前忘れました。

こうした貴重な絵画や雑貨類は、ほとんどが寄付によるというのもすごいです。特に数百年前の絵画は貴族が愛犬をお抱えの動物専門の画家に描かせて、自宅の城やお屋敷に飾られていたものなので、寄付してもらわなければ一般の人の目には触れないものばかり。巨大な絵画は歴史的背景を知る大きな手がかりであったり、当時の人と犬との生活を知る意味でも貴重なものばかりです。



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by waggingtails | 2010-07-29 02:56 |